いざ出産~無痛分娩でも生むって大変!<6>
先生の不吉な一言
「これは、全く動かないな」
から、なんか先生が一生懸命がんばってくれて
「はい、いきんで」
が何回か繰り返された後。
先生がおもむろに立ち上がって
「赤ちゃんは出てくるときに旋回しながら出てくるんですが」
母親教室で習った覚えが。。。
「どこかで引っかかったようで、まったく動きません」
はい。。。?
「まだまだ、赤ちゃんもお母さんも体力があるので頑張れるとは思うのですが、このままお産が進むとも思えないので」
ほんの15分くらい前にもうすぐ産まれますと聞いた気が。。。
「帝王切開に切り替えたほうがいいと思います」
一瞬目の前が暗く、これだけは避けたかった帝王切開。
妊娠後期に最後の最後に赤ちゃんは何を思ったのか逆子になった。
逆子体操をしてくださいと言われたのですが、これがなかなかきつい。
でも帝王切開したくなかったから、苦しい逆子体操にも耐えた。
おかげか、あっ、このままだと産まれにくくないと考え直してくれたのか正常な状態に戻ってホッとしていたのに。
「やはり、体力があるうちに行ったほうが後々の影響も少ないので」
我慢していたけど、やはり涙があふれてくる。
こんなに頑張ったのに、帝王切開になっちゃうんだ。
「このみが頑張ったのわかってるから、2人のこと考えても
帝王切開にしたほうがいいと思う」
うんうん、わかってる。わかってるけど。
なんか、今までの努力が全部なかったことになったような気分で
ショックが大きかった。
なかなか、産まれてこないのも。
ま産まれてきたくなかったのを親の都合で無理やり産まれてこさせているような後ろめたさもあった。
そして、帝王切開になると何よりも恐れていた体の回復が一番遅くなる。
でも、原点は母子ともに無事に産むこと。
私の矜持は関係ない。今後のことは今後考えよう。
とやっと決心がつき、帝王切開への同意ができました。
「手術は1時間くらいで済みます。すぐに産まれてくるんで
安心してくれていいよ。じゃあ、準備してきますね」
と急に慌ただしく。帰ったはずの主治医もいつの間にか帰ってきてて
申し訳なさでいっぱいです。
ストレッチャーで運ばれていざ手術開始です!
また、長くなりそうなので次回へ
ブログでもなかなか産まれない(笑